管理栄養士のクリニック勤務 メリットとデメリット
クリニック管理栄養士を一年ほどやっていました。
身分は、パート。
診療科は内科。
入院施設はなく、外来のみでした。
開業からのメンバーとして勤務していました。
メリット
1.人間関係が楽
人数が少ないことで、人間関係も限定されます。
開業からのメンバーということもあるので、最初はみんな猫かぶって接しているので優しいです。
途中から仲の良いグループもできてはくるのですが、新しいスタッフが入ってくるたびに元からいるメンバーは結束していきます。
2.勤務の融通がききやすい
パート勤務者も多かったため(スタッフの半分以上がパート)、家庭やお子さんを持つ方が多かったです。
家族の急病や渋滞による遅刻も地域柄よくあることから、院長が大目に見てくれました。
3.薬の勉強会で豪華なお弁当が食べれる
週に1~2回、昼休みに製薬会社の人が新薬の勉強会を30分ほど開いてくれていました。その時は、2,000~3,000円程度のお弁当を提供してくれます。
タダで食べれるのは本当にありがたかったです。
デメリット
1.院長との方針が合わないとつらい
入院がないのに関わらず管理栄養士を置いてくれるのはありがたいのですが、院長の興味は秘書や事務とのやりとりに向いていたため、栄養の話がなかなかできませんでした。
これは自分の話の持っていき方も問題があったかもしれませんが、栄養に対して興味を感じることができず、やる気がどんどん低下していきました。
もっと自分が頑張ればどうにかなったかもしれません。
管理栄養士ではなく、ただの事務スタッフになる可能性もあります。
2.経営に不安を感じる時もある
給料明細に書かれてあった金額と実際の振込金額が異なっていたことがありました。
まだ経営に慣れていないこともあったかと思いますが、この出来事は辞める決意を決定的にしました。
もちろん差額は後ほど調整してもらいましたが。
結果、病院管理栄養士としてガッツリ仕事をしたいのであれば、まず有床の病院に行くことが間違いないかと思いました。