大学院での奨学金の免除は定員10人以上でないとできない
大学院に進むにあたって気になるのは学費です。
そんな私は私大の栄養系大学院に進学しました。やはり、国公立に比べて私大の学費は高いためどのように工面すればよいか悩みどころです。
学部4年間行く学費と比べると、修士だけだと2年間トータルの学費は安くなります。博士課程(3年間)まで行くとなると、大学によって金額は変わってくると思います。
学部ですと、学費の内訳で、実験実習費が結構な割合を占めていることが多いので自然と高くなります。
私は社会人を約10年経験している間に学費を貯めました。ただ、一人暮らしもしていましたし、学部の時に約200万円の育英会の奨学金も借りていましたのでその返済もありました。正直、福利厚生のしっかりしていてボーナスもキチンと出る職場に勤めているか実家暮らしでないと、日々の生活費・返済+学費の貯金は難しいと感じました。
私は地方で契約社員の管理栄養士をしていましたが、手取りは13万円でボーナスは1ヶ月分をもらっていました。これで一人暮らしと、車・奨学金の返済もしていましたのでなかなか貯金ができなかったのを覚えています。
結局、大学で働いていた給料で貯金をしました。やはり大学は給料が高めだと思います(経営がうまくいっていればの話)。
大学院に行く前には奨学金を一括返済しました。これは結婚の時期も重なっていたので、やはり嫁に行くには借金は無い方がいいという先入観からと思います。奨学金は無利子だったので、今考えると無理に一括返済しなくても良かったかなと思っています。
大学院に入ってから、学費を安く済ませる方法はないかしらと調べました。
やはり一番有名な育英会の奨学金が目に留まり、しかも場合によれば返済免除ができるという。大学に問い合わせたところ、「調べておきますね」と言われたので1週間待ちました。
再度学生用の窓口に行ったところ、
「育英会の奨学金の免除は、大学院の学生が学年で10人以上在籍しておかないとそもそも適応されないそうです」
なんと!残念。。
申し込みの機会すら失われた。。
私の学年は自分含めて5人以下でしたので、無理でした。
やはり大きい大学・大学院だと奨学金の免除の申し込みのチャンスはあるのでそこはメリットです。ただ、免除も全額と半額がありますし、学校推薦なので学年で熾烈な争いが行われることは必至です。学会発表や論文掲載などでポイントをかせぎ免除の機会をゲットするところが多数でしょう。
あぁ、残念でなりませんでした。